大学院入学希望者用

1998年5月15日オープン
2003年11月11日改定

大学院入学希望者用

研究室紹介

日本大学文理学部

総合基礎科学研究科

夜久竹夫

修士課程学生のスケジュール

A君 T君 N君
2年次10月
国際学会投稿
1年次12月
国際学会投稿
1年次9月
国際学会投稿
修了年次8月
国際学会発表
修了年次
5月
国際学会発表
2年次5月
国際学会発表
    

博士課程学生のスケジュール(A君)

1年次 10月 国際学会2本目投稿
2年次 1月 国際学会3本目投稿
2月  国際学会2本目発表
7月  国際学会3本目発表   

研究テーマ

コンピュータサイエンスを対象とする.研究は、理論コンピュータサイエンス、コンピュータサイエンス、応用情報処理の各段階で行われている.

理論段階では、最近はグラフ言語理論とグラフアルゴリズム理論を対象としている.

コンピュータサイエンス段階では、ソフトウェア工学を対象としている.その中でも、ソフトウェア開発システム論に属するソフトウェア可視化を研究している.

応用情報処理段階では教育情報処理に属するCAIシステムの研究を行っている.この段階の研究はコンピュータサイエンス段階の研究成果を応用して行われている.

以下に研究テーマを列挙する.

ここでは、ソフトウェア可視化の手法をグラフ書き換え系(グラフ言語理論)により、形式的に取り扱う理論を構築中である.

研究室の成果は世界的に極めて高く評価されていて、例えば、4年に一回世界各地で開かれるIFIP WCC98(国際情報処理連合・世界コンピュータ会議の学術大会・基礎分野)(ウィーン1998)では共同研究者とともに日本から1件だけの講演を行う予定である.最近では、プログラムの実行メカニズムの性質の研究も対象に取り入れつつある. 研究成果の一部はすでに日本工業規格 (JIS X 0130) にも採用されて、産業界で広汎に利用されている。

ここでは、グラフと木の美的描画問題を扱っている.美的描画とは、一定の条件のもとで、図形を最小領域に描画する問題である.本研究室ではいくつかの美的条件と計算量との関係を明らかにした.同時に、描画アルゴリズムを組み合わせアルゴリズム、書き換え系、制約論理など多方面から研究している.

この分野も世界的に高く評価されていて、組み合わせアルゴリズムをIFIP WCC94(ハンブルグ)で発表したり、制約論理国際会議(1995年)で招待発表を行ったりしている.

グラフのパス被覆問題とマッチング問題の計算量を扱う.アルゴリズムでは順序アルゴリズムと、並列アルゴリズムを対象とする.

特に、サイクルを含まないグラフに対するこの問題に対する線形時間順序アルゴリズムとNCと言われるクラスに属する並列アルゴリズムの存在範囲をほぼ明らかにした.

主としてソフトウェア可視化の研究成果をもとに、コースウェアなど必要な技法を追加して、CAIシステムを構築し、その研究を行っている.

主として、訪問研究者と卒業研究生が行っている.

研究成果

研究室ホームページ・概要のページ参照(

http://www.yaku.cs.chs.nihon-u.ac.jp から)

大学院担当授業科目(夜久)

パターン認識を主たるテーマとする.

前期で計算のモデルを講義する.Turingマシンを始めとする各種のオートマトンについて述べる.有限オートマトンに関連して文字列マッチングを講義する.さらに、帰納関数、帰納加算集合など計算理論に関する基本的事項について説明する.

後期で、グラフ書き換え系(グラフ言語理論)とそれによるパターン認識の手法について講義する.

 

グラフの描画問題を扱う.プログラム図を中心に各種のグラフの描画アルゴリズムを扱う.

特に、組み合わせアルゴリズム、属性文法及び制約論理によるアルゴリズム記述について講義する.

修士課程研究テーマ

修士論文のテーマは純粋の理論的研究または、理論を取り入れたソフトウェア、規格などの開発に限定する.

原則として、修士論文のテーマは、学生本人の希望とその時点の研究室の方針とを刷りあわせて決定する.

テーマ決定に際しては、研究の到達可能性を重視する.すなわち、研究成果が学会で発表可能かどうかが重要な基準となる.修士課程修了のための目安は、電子情報通信学会または情報処理学会の研究会で発表する事である.

従って、その時点の研究室の研究テーマに沿った研究の中で、2年間で実現可能な研究を実施していただく.

1999年4月修士課程入学の学生の研究テーマとしては次のようなものを予定している.

 

博士課程について

博士課程の研究テーマは修士課程と同様です.

詳細については、夜久まで.


2003年11月19日追加

研究会資料について

修士学位取得のためには、学会研究会で1回以上発表していることが条件です。

ここでは、研究会発表について説明します。

研究会資料は学会会員の研究遂行支援と学術発展を諮るために発行されています。従って、再現性と検証可能性を確保してください。再現性と検証可能性が確保されていない資料は修士論文の参考論文とはみなしません。


雑誌論文について

博士学位のために、2編以上の学会誌論文を必要とします。ここでは、学会誌論文について説明します。

(1)雑誌論文の審査依頼状権

一般に学術論文は再現性と検証可能性が確保されていることが前提です。

特に、学会誌論文は、学会会員の研究遂行と学術発展を趣旨としています。従って、読者による再現性と検証可能性に加えて、成果の利用可能性が確保されていることが前提になります。

雑誌論文執筆に当たっては、それらの趣旨に同意した上で、投稿してください。

論文執筆に際しては、次の事を優先させてください。

上の条件が満たされていない場合は、内容の優劣に関わらず、雑誌掲載の価値が無いとみなします。

その上で、各雑誌の掲載条件を満たしてください。

(1)主著者の役割について

将来学位論文として利用する主著者は次の事に同意した上で、共同研究に参加してください。、


学位について 

私の研究室では、成果の公開性確保に関して次のように定めます。

学位論文の前提

検証可能であること。
再現性が確保されていること。
基礎資料が全て収録されていること。
基礎資料のソースが公開されること。
学位取得後学位論文自身のソースが公開されること。